『第5回 ネットの言葉に踊らされる人たち』石井光太
国語力がないのは若者だけではないらしい。
今回はSNSを含むネットのお話。
動画、SNS、ゲーム… 中高生ほどではないと思うけどおれの1日もかなりの時間それらに費やされている。
長文を書くブログから短文のミニブログ(エックス(旧ツイッター)みたいなやつ)になりーの、文字をなくして画像だけとか動画だけになりーの、未成年だけでなく大人たちも毎日レベルの低い情報しか目にしていない。
おれはオンライン記事をよく読む。
中心はLINEニュース。
有料で購読している新聞社が日本に1社とアメリカに1社ある。
LINEニュースのほうに出される記事は、まれに驚くほどの誤字脱字がある。
なんでかなぁと思ってたらその理由が書かれてた。
以前に出された間違いだらけのオンライン記事。
神戸市西区の叔父が6歳男児を殺害したって事件の。
どうしたらこんなに間違えられるのか疑問なんだけど、AI生成なんだろうか。
まあこんな記事を毎日読んだところで国語力は上がるわけない。
数だけこなすネット記事の中にはフェイクニュースもあって、なぜ人々はフェイクだと見抜けないのか。
おれはフェイクニュースを信じたり似非科学を信じるひとってのは、精神疾患があるひとなんだろうって思ってたんだけど(いまも思ってるけど)、石井光太氏は彼らのネット記事の読みかたを指摘してる。
おれもこれからはちゃんと読もうと思う。
詳しいことはVoice9月号を買って読んでくれ。
それにしてもこの連載を読んだり、エックス(ツイッター)で大人のポスト(ツイート)を読んだり、中高生に英語の文章を読ませたりしていると、日本語はそのうちなくなるんじゃないかと不安になる。
近い将来、「おっ、ウホッ、おっおっ、アイアイ」とことばを交わしているかもしれないな。